【機能解剖学】膝関節の構成と構造を理解する

解剖学・生理学・運動学

機能解剖学の勉強をする際に、基礎は前提として、最重要部位となるのが「体幹・脊柱」「股関節・膝関節」「肩関節・肩甲骨」の3部位と考えています。今まで「体幹・脊柱」を中心にまとめてきましたが、これからは「股関節・膝関節」についてまとめていきたいと思います。第2弾は「膝関節の構成」です。

機能解剖学の基礎はこちらを参照してください。

膝関節の構成(和名と英名のまとめ)

膝関節(Knee Joint)は、学術的には「しつ関節」が正しい(音読み)ようですが、「ひざ関節」の方が間違いないと思います(少なくともクライアント様に説明する場合は「ひざ」の方がいいと思います)。

構成する4つの骨

以下の4つの骨

  1. 大腿骨(Femur)
  2. 脛骨(Tibia)
  3. 腓骨(Fibula)
  4. 膝蓋骨(Patella)

から成る関節です。脛骨の「脛」は常用漢字ではないので「けい骨」が正しいということも書かれています。また略字的に使われる「月圣 骨」は俗字扱いらしく、確かに変換できませんね。知らなかった、、、、(前は変換できたのですが)

脛骨腓骨の重要部位(ランドマーク)

以下の6カ所は、絶対に押さえなければならない重要部位です。比較的覚えやすいと思います。

赤は脛骨、青は腓骨の部位です。

  1. 脛骨粗面(tibial tuberosity):大腿四頭筋の共通の停止かつオスグッドシュラッテル病の部位
  2. 脛骨外側顆(lateral condole):大腿二頭筋の停止になる重要部位
  3. 脛骨内側顆(medial condole):後面は半膜様筋の停止になる重要部位
  4. 外果(lateral malleolus):所謂、外くるぶし
  5. 腓骨頭(head of fibula):大腿二頭筋や外側側副靭帯の停止となる重要部位
  6. 内果(medial malleolus):内くるぶし

膝関節の正式名称

また膝関節は、

  1. 大腿脛骨関節( femorotibial joint)
  2. 大腿膝蓋関節(femoropatellar joint)

に分類されます。厳密には、大腿骨と腓骨は関節を成していませんが、外側側副靭帯(LCL)の起始は大腿骨外側上顆、停止は腓骨頭ということを考慮すると大腿骨と腓骨も関節と捉えてもいいのかもしれません。

蝶番関節

膝関節は、蝶番関節(hinge joint)で、矢状面の運動(屈曲と伸展)のみを司ります。

  • 屈曲
  • 伸展

膝屈曲位のときのみ「回旋」もありますが、随意では難しい運動です。膝を回旋させるというよりも、足の内外反をする時に動くといった感じでしょうか。

股関節に関するまとめはこちらを参照してください。

膝関節に関連する筋肉群

膝関節に関係する筋群は

伸展筋群(大腿四頭筋)

  1. 大腿直筋
  2. 外側広筋
  3. 中間広筋
  4. 内側広筋

屈曲筋群(ハムストリング)

  1. 半膜様筋
  2. 半腱様筋
  3. 大腿二頭筋(長頭・短頭)

以降、筋肉を掘り下げていきます。

参考
・身体運動の機能解剖@Thompson,Flolyd
・骨と関節のしくみ・はらたきパーフェクト辞典@岡田隆
・筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典@荒川裕志
・骨単および肉単@河合良訓(監修)

より詳しく知りたい方は、フィジックスコンディショニングジムのセミナーおよびオンラインセミナーをご検討ください。

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