コロナ禍のため、昨年、一昨年と大きな公認レースは軒並み中止になり、現在は少し落ち着いてはいますが、再拡大の可能性の否めません。結果、公認レースも規模を縮小して、10kmレースまでにしている大会もちらほら見ます。
私自身も昨年は完全にお休みモード。今年は9月から走り始めましたが、約2年のツケを回収するには時間がかかるようです。今年も大きな公認レースには出場しないで、地元の非公認ローカルレースのみで、来期に繋がる走りができればと思っています。
さて、鈍足ランナーであり、ほぼ荒川でのレース以外走らないので、たいそうなことは言えないのですが、毎年公認、非公認含め数レース出走するので、それぞれのメリット・デメリットを考えてみました。
公認レースのメリット・デメリット
公認レースは中大規模のレースが多く、数千から一万人を超えるレースも多数あります。出店数も多く、イベント性も高くなります。
メリット
ざっと、
- モチベーションが上がる
- 緊張感がある
- 規模が大きい
- エイドが充実している
多くのランナーがメインレースと捉えることもあり、なんといっても、モチベーションが上がります。そして、やはり緊張感があります。トップランナーが多く集まるのも、公認レースならではないかと思います。
私の場合は、フルマラソンだと板橋シティマラソン、ハーフなら東京赤羽ハーフマラソン、足立フレンドリー、かつしかフェスタあたりを走りますが、板橋シティマラソンは15,000人規模、ハーフも数千規模でゲストランナーも充実していることが多いですね。
私自身、フルマラソンは板橋シティしか経験がありませんが、エイドはかなり充実していました(3km毎12ヵ所程度)。
デメリット
デメリットしては、記録が遅ければ遅いほど、出走が後方からになるため、グロスタイムは狙え無いことでしょうか(私はグロスタイムは全く無視していますが)。
その他、
- エントリーの問題(値段・抽選・時期等)
- トイレや荷物の問題
- 序盤の渋滞
などが挙げられるでしょうか。
エントリーに関しては、いくつが問題があると思います。
そこそこ高額であり、ハーフマラソンでも5,000円以上、フルマラソンなら10,000円に上ることもあります。そして、基本的にはキャンセル料は戻ってきません(これは非公認レースも同じか)。
東京マラソンを始め、都市マラソンは特に人気があるので、エントリーが抽選になることが多く、必ずしも出走できるわけではありません。
逆に、エントリー期間がレース日から離れていることも多いので、抽選に通ったら、走る準備に掛かると追いう考え方もできるかもしれませんね(ただし、これは2流以下の考え方でしょう)。
そして、トイレの問題。待ち時間が長いので、出走前だと焦ってしまうかもしれませんね。荷物を預ける際にも、同様に待ちが生じるので、時間はかなり余裕を持つ必要があると思います。
繰り返しになますが、レース序盤の渋滞は後方になればなるほど起こります。結果、グロスタイムのロスは生じます。そのため、タイムを虚偽申告するものの多く、当然鈍足ランナーは抜けれるわけだから、これも渋滞を作る一つの原因でしょう。
経験した板橋シティマラソンでは、スタートの号砲から15分程度で動き始め、スタートラインを越えたのは20分近くかかっていたと思います。
遅い人は、ネットタイムだけを見ましょうね!
非公認レースのメリット・デメリット
非公認レースは、自治体や民間が運営していることが多く、数十~数百の少規模の場合が多いのが特徴です。
メリット
- グロスとネットタイムの差が小さい
- 実力を発揮できる
- エントリーは楽
メリットは、序盤の渋滞はほぼなく、実力をいかんなく発揮でき、当然、グロスとネットタイムの差は小さくなります。
受付がレースぎりぎりまで(2日前とか)のことが多く、体調や天候でエントリーを決めることができるのは大きなメリットではないでしょうか。私にとってはこれは大きいです。そして、エントリー費は公認レースに比べるとかなり安いです。
デメリット
- 周回コースが多い
- エイドは充実していない
- 参考記録にしかならない
一方、デメリットは、母体が小さいためレース区間が短く周回コースが多い。大体、一周5km~10kmくらいなので、フルだと最大8周なんてこともある。さすがに飽きますかね(私は周回コースは30kmまでが最大ですが、その時は6週でした)。それと、エイドが充実していないことも多く、フルであっても水のみというのもあるらしい。そしてトップランナーや登録ランナーにとっては、参考記録にしかならない。私の場合はレベルが低いのでハーフのベスト記録は非公認レースですが、それがベストと公言しています(^^♪
以降も気が付いたら、付け足します。とりあえずここまで。
まとめ~公認レースは公式試合、非公認試合は練習試合
公認レース、非公認レースの特徴を理解し、目的に応じた参加の仕方でいいと思います。
私の場合は、大きな大会は、年末の10kmレース。次いで1月中旬にハーフマラソン。そして3月中旬にフルまたはハーフマラソンに出走することが多いです。
年末や1月では、完全には出来上がっていないので、ベストを更新することは難しく、やはりタイムが出るのは2月後半から3月になります。
非公認レースは公認レースの合間に走ることが多く、いわゆる実践練習的な位置づけになります。
公認レースは試合、非公認レースは練習試合やスパーリングといったところでしょうか。