【ウエイトトレーニング・ギア】リストストラップのメリット・デメリット

ウエイトトレーニング全般

ウエイトトレーニング(デッドリフトやベントオーバーロウ等)をする際に、リストストラップをするべきか、しないべきかと議論になりますが、私はストラップ肯定派です。その理由をまとめました。

リストストラップの目的およびメリット・デメリット

リストストラップは、トレーニング時に起こる前腕の疲労を防ぐために使用するものです。

その他のメリットしては「プル系エクササイズの効果の向上」が挙げられます。

通常、エクササイズにおけるボトルネックは最も弱い筋肉となります。例えば、デッドリフトの主働筋は大殿筋ですが、バーベルをぶら下げた状態で行うエクササイズなので、前腕の筋肉も稼動します。大殿筋よりも前腕の筋肉は圧倒的に弱いので、大殿筋がAll outする前に前腕が悲鳴を上げ、大殿筋を十分に鍛えられないことになってしまいます。

一方、デメリットとして「握力・把持力を鍛えられない」と言うことが挙げられますが、私はさほど気にしていません。握力・把持力も重要な要素ではありますが、デッドリフトでは最大の目的ではありません。

私の握力は左右ともに60kg程度ですが、デッドリフトではストラップ無しで約190kgになります。私の握力は強いと言えないまでも決して弱いわけではありません。平均以上の握力があれば、ある程度の重量には対応できると思います(その理由は後述)。

ストラップを使用したり、リストカールを行って鍛えているわけではないですが、ソコソコの力は維持しています。その理由としては、ストラップを使用しないエクササイズ、例えばベンチプレスやスクワットではしっかり握っていることは一つの理由にはなるでしょう。

また、石井直方先生は著書で握力に関して「握ったり、リストカールは必要ではあるが、持って生まれた資質の要素が高く、トレーナービリティの低い能力」と仰っています。このことからも握力よりも強い筋肉を犠牲にするのはもったいないような気がします。

私の場合は、ストラップをすることで、握力・把持力の最大効果は得られないが、最大の目的である(デッドリフトの場合は)大殿筋を鍛えることを優先していることになります。

握力も鍛えたいのであれば、アップセットではストラップを使用せず、メインセットのみ使用するという方法も有りだと思います。私は前腕の疲労と言うファクターは極力避けたいのでウォームアップの1セット目60kgから使用しています。

ただ、私もパワーリフティングの試合に出るので、試合前(2~3週間前)のメインセットにおいてはストラップを使用せずにトレーニングをし、握力の具合を確かめながらトレーニングをしています。

ストラップ無しでトレーニングすること自体に否定は有りません。あくまでも私は使用するというだけです。

リストストラップを使用するべきエクササイズ

  • デッドリフト
  • パワークリーン(プル・ハイプル含む)
  • スナッチ
  • ベントオーバーロウ、ワンハンドロウ
  • チンニング(場合によってはラットプルダウン)

等引くファクターのあるエクササイズで必要となり、ベンチプレスやプッシュプレス等プレス種目では必要ではないでしょう。

握力と把持力~握力が強くなくてもデッドリフトが高重量を扱える理由

一方、把持力とは、握ったものを離さない力のことで、グリップ力として捉えていいでしょう。実際のトレーニングではこの把持力の方が重要かもしれません。
同じ著書(石井)に、把持力自体の解明はまだ完全ではないと言いつつ、「エキセントリック収縮」が強く働き、保持できているようです。

推薦ストラップ~ゴールドジム製

 

おすすめのストラップは「ゴールドジム製」です。安価で肌触りも良く、擦れません。

耐久力としては、週2~3回の使用でソコソコの重量を使用しますが、数年は待ちました(あくまでも経験則)。

一つ注意点です。デッドリフト後は酸欠で頭が回らなくなるので、失くさないように気をつけてください。現在は、自社ジムでのトレーニングなので失くすことは無いですが、昔はジムに置き忘れそのまま紛失ということをよくしたものです(+_+)

また、より強力なパワーグリップもありますが、個人的には必要性は感じません。

まとめ

ストラップ使用のメリット・デメリットとして

  • 前腕の疲労の軽減(メリット1)
  • プル系エクササイズの効果の向上(メリット2)
  • 握力を鍛えられない(デメリット)

が挙げられますが、デメリットよりもメリットの方が大きいので、ストラップは使用した方がいいのではないかと言う提案となります。

個人の考え方がかなり出てくる問題なので、必要に応じて使い分けてください。

筋肉まるわかり大事典1・2@石井直方

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