パワーリフター、ベンチプレッサー御用達の最強と呼び声の高い、作業靴HyperV。先日のパワー大会でその噂を聞き、早速購入。その製品レビューです。
ハイパーVソールの三大特徴
その性能は、生産元の日進ゴムによると
- 滑りにくさ(従来の作業靴の2.5倍)
- すり減りにくい外底
- 静摩擦から動摩擦への移行がスムースで転倒しにくい
とあり、また耐滑性に関しては「強い耐滑性(厚生労働省産業安全研究所技術指針の定める耐滑性能区分:区分5以上(最高レベル))を有しており、その性能は特に水・油・石鹸水で濡れた路面上で効果を発揮する」とあります。下記に、区分を記します。
厚生労働省産業安全研究所技術指針の定める耐滑性能区分
区分 | 動摩擦係数 |
1 | 0.05~0.10 |
2 | 0.10~0.15 |
3 | 0.15~0.20 |
4 | 0.20~0.30 |
5 | 0.30~ |
ハイパーVは当然、最高レベルの区分5(以上)です。
足袋靴としては少々高いが、それでも 1,980円(税込み)。一般のシューズからしたらまったくもって安く、コスパは最高レベルです。
装着における感想
履いた感想は、噂に違わずグリップは強力です。
27cmを購入しましたが、少し大きいようです。実測値は26.5cmなのですが、シューズはそれよりも1~1.5cm大きめで購入するので27.5cmをスタンダードとしています(28cmは少し大きい)。
既存の足袋靴では27cmが丁度良く、ハイパーVもそのまま同サイズを選びましたが、こちらの方が少し大きく感じます。そのせいか、クイックリフトにおいては緩さを感じ、適さないです(サイズの問題かもしれないが)。
ゴム底は普通のものよりも厚いようで、その分反発が強いようにも感じます。デッドリフトにおいては反発重視か、厚さ(可動域)重視かで選択が分かれるかもしれません。今後のトレーニングが楽しみです。