マイクロジム・施設

【施設】マイクロジムの問題点である騒音に関する基礎知識

2017年7月20日

ジムの防音工事を終え、防音が強化されたことので、騒音についてまとめてみました。

騒音レベル

騒音はdB(デシベル)で表わされ、レベルは下記表の通り。

目安①目安②騒音値騒音発生源と距離(大きさの目安)
(うるささ)(身体/生活への影響)(db)
極めてうるさい聴覚機能に異常をきたす120・飛行機のエンジンの近く
110・自動車のクラクション(2m)
100・電車が通るときのガード下
うるさくて我慢できない90・犬の鳴き声(5m)
・騒々しい工場の中
・カラオケ(店内中央)
・ブルドーザー(5m)
80・ピアノ(1m)
・電車の車内
・布団たたき(1.5m)
・麻雀牌をかき混ぜる音(1m)
うるさいかなり大きな声を出さないと会話ができない70・騒々しい事務所の中
・騒々しい街頭
・セミの鳴き声(2m)
非常に大きく聞こる。声を大きくすれば会話可能60・静かな乗用車
・普通の会話
・掃除機/洗濯機/テレビ(1m)
・トイレ(洗浄音)
普通大きく聞こえる、通常の会話は可能50・静かな事務所
・家庭用クーラー(室外機)
・換気扇(1m)
聞こえる会話には支障なし40・市内の深夜
・図書館
・静かな住宅地の昼
静か非常に小さい音30・郊外の深夜
ほとんど聞こえない20・ささやき
・木の葉のふれあう音

出典:日本騒音調査(ソーチョー)HP http://www.skklab.com/standard_value

サッシの遮音性能(T値)

サッシの遮音性能のはT値で表わされます。T値とは、JIS規格で規定されたサッシの遮音性能(防音性能)を示す数値で、T1, T2, T3, T4の等級があります。

今回購入したインプラスを始め、二重サッシは殆どがT4で遮音性能は最も高く、約40dBの遮音効果があるとのことです。

ジム内でフルーウエイトトレーニングをしていても、ベンチプレスやスクワットあたりであれば、50dB辺り、デッドリフトやクイックリフトでプラットフォーム上に落とした場合、60dB程度に抑えられているのではないかと推測されます。外からの騒音はほぼ聞こえません。

T値についての詳細

以下参照。

遮音性能
等級無しT1T2T3T4
500Hz以上の遮音性能15db程度25db以上30db以上35db以上40db以上
サッシ普通サッシ一般的断熱サッシ召し合わせやクレセント部分の隙間を良くした製品二重サッシにしないと出来ない
性能表示等級1等級2

出典:住まいの水先案内人 http://www.ads-network.co.jp/seinou-kiso/kigou-T.htm

距離による減退効果

また、当然ながら音は距離による減退効果があり、以下の通り、

距離(m)減衰量(dB)
26
412
818
1624
3230
5034

出典:日本騒音調査(ソーチョー)HP http://www.skklab.com/standard_value

参照:マイクロジムの振動問題について

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