【機能解剖学の基礎】解剖学と生理学の定義

解剖学・生理学・運動学

基本に立ち戻り、弊社で行っている機能解剖学セミナーのコンテンツの紹介です。弊社の「初心者のための機能解剖学超入門」は全19回(各2時間)で、第1回目は、基礎の基礎、まったく機能解剖学の知識のない人向けの内容で、基礎専門用語の説明です。下記に第1回目のレジメを記しますが、1回では超長文になってしまうので何回かに分けて掲載します。

第1回目機能解剖学超入門レジメ

  1. (機能)解剖学および(運動)生理学の定義
  2. 解剖学的立位姿勢
  3. 方向を表す用語
  4. 三面三軸
  5. 関節の構成と役割
  6. 関節運動
  7. 筋肉に関する用語
  8. 筋収縮様式

(機能)解剖学と(運動)生理学の定義

すべてのトレーナー(AT, SC, フィットネス, パーソナル等)が絶対に学ばなければならない両巨頭である「機能解剖学」と「運動生理学」。さらにその基になる「解剖学」と「生理学」、そもそもそれらが何なのかを考えましょう。

両巨頭と言いながらも、まず最初に学ぶべきは「機能解剖学」、これから学ぶすべての科目・講座につながる超重要学問です!機能解剖学を学んでいないトレーナーは論外ですが、苦手とも言ってはいけない学問だと思います!!

解剖学と機能解剖学

解剖学の定義は、「人体器官の構造・形態の研究をする学問」(他にも言い方は多数あります)。細かいことを言うと、我々は人体解剖学(human anatomy)を学んでいます。

機能解剖学は、「人体器官のうち運動器に関する学問」。運動器とは、身体運動を司る器官で、骨、筋肉、関節等を指します。

解剖学は「anatomy」と言い、ana-上を表す接頭辞、tomは「切る」を意味し、-yはことを表す「接尾辞」から「切り上げること」、転じて「解剖学」とあるが(Gogongo)、意味がわからん??

機能解剖学は直訳すれば「functional anatomy」になるべきでしょうか? 私の主要テキスト「身体運動の機能解剖」では「structural kinesiology」と訳されています。解剖学を構造と捉えるのであれば「structural anatomy」の方がしっくりしますか。。。「kinesiology」は運動学で、kinesi- は運動を表し、転じて筋肉を意味することもあります(kinesio-teaping)。

生理学と運動生理学

一方、生理学の定義は、「人体器官の(正常)機能の研究をする学問」。

運動生理学は、生理学の応用分野で、「運動による各器官の構造や機能の生理的反応・変化を研究する学問」と定義付けることができます。

例として、筋肉に過負荷を掛ければ、筋肥大が起こり、心肺に過負荷を掛ければ、心容量の増大や換気能力が高まると言ったことです。

生理学は「physiology」、これはわかりやすい。physio- はphysical、身体を表す接頭辞、-logy は学問を意味する接尾辞。身体の学問というのは手に取ってわかります。

ちなみに、病理学は、「器官の異常機能を扱う学問」になります。癌や肝炎等病気を扱う学問と捉えていますが、専門外なのでこれ以上のことは何も言えません。病理学は「pathology」、patho- は苦しみや病気を表す接頭辞です。

学問の和名と英名

和名英名
解剖学anatomy
生理学physiology
運動学kinesiology
病理学pathology

次回は、解剖学的立位姿勢と方向に関する用語をまとめる予定です。

参考・引用
・身体運動の機能解剖改訂版@Thomson/Floyd
・骨と関節のしくみ・はたらきパーフェクト事典@岡田隆
・筋肉のしくみ・はたらきパーフェクト事典@荒川裕志
・骨単・肉単@原島広至, 河合良訓(監修)

より詳しく知りたい方は、フィジックスコンディショニングジムのセミナーおよびオンラインセミナーをご検討ください。

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