ウエイトトレーニング

【ウエイトトレーニング】エクササイズ名の構成と覚え方

2019年6月29日

エクササイズ名は、英語が多く意味が分かりづらいし、覚えにくいとよく聞きますが、ある程度パターンがあるので、丸暗記というよりもポイントを押さえておくと、覚えやすいと思います。とはいえ、この時世、英語は嫌い、苦手とは言っていれず、最低限は覚える努力は必要でしょう。

Speaking, Listening, Reading, Writing すべてができれば申し分無いですが、単語だけでも覚えておけば(これも丸暗記ではなく、接頭語や接尾語を理解することで、応用が利くようになります)、英語論文も少しは読めるのではないかと思います。

エクササイズ名の基本パターン

エクササイズ名の基本は、部位(関節名や筋肉名が多い) +運動パターンで構成されることが多いので、下記の運動パターンを押さえておけばそれなりに推測は付くと思います。

運動パターン

運動パターン英名意味
プレスpress押す(バーベルやダンベル)
プッシュpush押す(自身の身体)
プルpull引く(上→下)
ロウrow引く(前→後)
レイズraise挙げる・上げる
フライfly(半)円運動
エクステンションextension伸展運動
カールcual巻く→屈曲運動
プルオーバーpull over肩伸展運動
スクワットsquatしゃがむ

簡単な例としては、Leg Extension, 大腿四頭筋の代表的なエクササイズで直訳すれば、脚の伸展運動、Knee extension(膝伸展)の方がよりダイレクトですかね。

通常、何も表記がない時は、バーベル、両側(double)、立位(standing)、直線運動を表すことが多いと思われます。

Pulloverは「頭から被るタイプの衣服」のことで、そこから肩伸展運動に、Squatは「しゃがむ」とか「うずくまる」という意味があるので、そこから股・膝関節屈伸運動に転じたと考えられます。pulloverやsquatはその動作そのものと捉えていいと思います。

片側性(single, one hand/arm, one leg等)やその他の姿位(座位や臥位)、捻り等特殊パターンの場合は、それぞれ表記することになります。

特殊パターン

対角diagonal
捻るtwisting
交互alternate

姿位・ポジション

立位standing
座位seated
臥位lying
伏臥位prone
背臥位supine

数字と方向

bi- (bicepsは二頭筋)2
tri- (tricepsは三頭筋)3
quadri- (quadricepsは四頭筋)4
up
down

今回、挙げた点を押さえるだけもかなり覚えられると思います。

参考:身体運動の機能解剖@Flyde

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