【コンディショニング】熱中症の4つのタイプとその定義のまとめ

熱中症(Heat Illiness/disorder等)は、暑熱障害の総称で、以下の4つに分類します。

熱中症の分類

熱失神Heat Syncope
熱痙攣Heat Cramps
熱疲労Heat Exhaustion
熱射病Heat Stroke

英名は、ほぼ直訳。Strokeの直訳は脳卒中となるが、症状の深刻さが伺えます。表では下に行くほど重症であり、熱射病は死につながる可能性があります。

各熱中症の定義

  • 熱失神(熱虚脱症とも言う)は、一時的な循環機能の低下で、目眩いやボッーする、クラっとする類もので最も軽症。いちシーズンでほとんどの方が経験する熱中症と捉えてよいと思います。大抵、涼しい場所で水分補給をすれば回復します。
  • 熱痙攣は、水分のみを大量摂取してミネラル濃度の低下(特にナトリウム)により起こる筋痙攣です。低ナトリウム血症や水中毒症とも言われます。
  • 熱疲労(熱疲憊とも言う)は、いわゆる脱水症状で、大量の発汗に水分摂取が追い付かないときに起こります。一般的に熱中症といわれるのはこの熱疲労以降と考えられます。
  • 熱射病は、体温調整機能(自律神経)が破綻・失調すなわち脳障害(ここからstrokeという名前が用いられる)により発汗ができなくなり、体温が非常に上がります。生命の危機に接する緊急事態です。Call 119 !!

20年ほど前に、国際救急協会のエマージェンシーケアというセミナーを受講した際には、熱射病と日射病の違いは熱源の違いと教わりました(熱射病:人工高熱, 日射病:太陽)が、現在は特に厳密には分類しなくてもいいのかなとも思います(セミナー内容は最高レベルに良かったです)。ちなみに日射病はSun strokeです。

参考
・トレーナーズバイブル@Arnheim
・スポーツ栄養学@鈴木志保子
・国際救急救命協会emargency care資料

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